Jリーグは10日、ルヴァン杯決勝の柏レイソル対FC東京戦(4日、国立競技場)を観戦した観客1人が、新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたことを発表した。

当該観客の観戦エリアは、カテゴリー2の126ブロック(バックスタンド1層目南側)。Jリーグは保健所から、会場での濃厚接触の指定はないと連絡を受けているという。

これを受けてJリーグは、同じエリアのチケットを購入した観客へ、メールで告知をしている。また「Jリーグは主催大会において新型コロナウイルス感染防止対策を実施しており、当該のお客さまは、スタジアム入場時の検温において異常はなく、スタジアム内では常にマスクを着用されており、会話や発声はありませんでした。お客さまは試合観戦ののち、発熱と体調不良で医療機関を受診された際に陽性判定を受け、クラブの問合せフォームを通じてJリーグへご連絡いただきました。なお、会場となった国立競技場は、今回の事案を受けて消毒作業を完了しております。万が一、体調不良などがある場合は、お住まいの最寄りの保健所にご相談をお願いいたします」としている。