日本代表としてワールドカップ北中米大会(W杯)に出場したDF長友佑都(39)が8日、東京・味の素スタジアムで現役続行およびFC東京と再契約したことをファンに報告した。J1開幕戦の東京対FC町田ゼルビア戦前に登場。W杯後初めてサポーターの前に姿を見せて自らの去就について言及した。
「まずW杯の応援ありがとうございました。悔しい結果に終わってしまいましたが、僕自身、この大好きなクラブを代表して5度目のW杯に出場できたことは僕の誇りです。W杯が終わって、正直、引退することも考えましたが、日が経つにつれて自分にはやり残したことがあると、情熱があふれてきました」
そう言って背番号5のユニホームを着て笑顔を見せた。大歓声を受けながら「僕の夢は、青赤のユニホームを着て、優勝してシャーレを掲げることです」と宣言。「みなさん、絶対に今シーズンこそ優勝しましょう」と呼びかけた。
そこからは、長友劇場だった。「これから開幕戦で後輩たちチームが戦うのでめちゃくちゃ盛り上げたいので、コールリーダーさせてもらっていいですか?」と突如リクエスト。「一曲だけ、コールリーダーさせてください。東京こそ全てを大熱唱させてください」といい「東京こそすべーてー」と歌い出し、サポーターをリードして、一体化を醸成した。
今年は、特別大会「明治安田百年構想リーグ」の6月末までの契約で、その後は無所属状態だった。W杯では1次リーグ第3戦のスウェーデン戦で途中出場し、5大会連続出場を達成。大会直後に自身の去就については「ビジョンは全くない」と濁していた。
7月中旬には母校に凱旋(がいせん)。取材に応じ「いろいろと自分と向き合って考えている。どの道に進むのかはしっかり考えて決めたい。W杯が終わった瞬間は投げやりな言葉になっていたが、今はいろいろ考えている最中」と落ち着いた様子で話していた。
現役続行か引退かも含めて慎重に結論を出す構えを見せていたが、決意を固めた。



