日本代表西野朗監督(63)が引き続き3バックと4バック併用の二刀流で、チームを仕上げる。3日の練習後に取材対応。当初は午後のみだった4日を2部練習とした上で、システムについて「両方併用してゲームの中で使えたら。パラグアイも含め全員がそういう感覚を。(2試合で)全員起用すると伝えたので、全員にスリー、フォーを。対戦相手によって対応しなきゃいけないですけど、感覚的に持てれば」とした。

 8日スイス戦、12日パラグアイ戦を、3バック導入が不発に終わり、途中で4バックにした5月30日のガーナ戦同様、両刀遣いでいく。3日午前のミーティングでは3バックの名門ユベントスの映像も使って選手と意見交換。「建設的にみんな意見交換できて良かった」と手応え。時間はないが、あくまで欧州での2試合は初戦のコロンビア対策というより、選手とシステムのテストに充てる腹づもりのようだ。