ワールドカップ・ロシア大会が近づく中、「オレンジ軍団」ことオランダ代表は、まだ失意の時間を過ごしている。クーマン新監督はイタリア戦の前など、「私は将来にだけ集中したい」とW杯の話題を避けていたという。

 選手のほとんどはW杯期間中にバカンスだ。だが、「忙しいシーズンが終わってすぐにバカンスというのも、本当に寂しい」(FWデパイ)が本音だ。

 「休養を楽しみ、来季に向けて準備する。どこかのテラスで試合のテレビ中継があったら見るかもしれないけど、僕らのいない大会を見るのはつらい」とDFデフライ。DFブリントは「正直、W杯を完全に無視したいくらい。でもマンチェスター・ユナイテッドのチームメートの試合はいくつか見るよ」と話していた。