ペルーは大陸間プレーオフでニュージーランド(オセアニア)を下し、9大会ぶりの本大会出場。70、78年大会では8強入りの経験がある。

 参加32カ国となった02年大会以降、大陸間プレーオフを勝ち抜いたチームは過去8チームあるが、半数以上の5チームが1次リーグを突破。最高は10年大会のウルグアイの4位となっている。

 今大会の攻撃の中心はFWゲレロ(34=フラメンゴ)。ドーピング違反での出場停止から急きょ出場が許された。ペルー歴代最多35得点を挙げているエースFWの復帰は大きく、復帰初戦となった3日の国際親善試合サウジアラビア戦でも2ゴール。同国の得点記録をさらに更新している。

 デンマークは体格の良い選手がそろう。メンバー23人の平均身長は186・6センチで、セルビアの186・7センチに次いで2番目に高い。平均体重は82・6キロで最重量だ(2位はアイスランドの80・7キロ)。

 攻撃の軸は、181センチ、76キロのMFエリクセン(26=トットナム)。欧州予選では12試合で11ゴールをマークした。ハレイデ監督(64)は、この攻撃的MFを中心にチーム作りを進めてきただけに、そのプレーがチーム浮沈のカギを握る。

 ◆放送 フジテレビ 17日午前0時10分