サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグ最終戦で日本と対戦するポーランドのナバウカ監督と選手3人が、27日、会場のボルゴグラード・アリーナで前日の公式会見に臨んだ。

 すでに1次リーグ敗退が決まり、消化試合だが、国際サッカー連盟(FIFA)の最新ランキング8位の強豪にはプライドがある。

 MFブワシュチコフスキは「なかなかチームにとっては精神的に、苦しい時期。1人1人が(W杯で)自分たちの職務を果たせなかった。夢を持っていましたが、ピッチでのプレーは、夢をかなえるものではなかった。W杯に出るためにたくさんの投資をして、期待もしていた。明日の試合は、精神的にも大きな意味を持つ。あきらめるようなチームではないと見せつけなければいけない。明日のピッチでは、我々は絶対にあきらめることはないと見せつける」

 1次リーグ突破を目指す日本にとって、これ以上ない厄介な敵となりそう。楽観ムードは、捨て去った方が良さそうだ。そんな、思いの詰まった相手の会見、決意表明だった。