国際サッカー連盟(FIFA)は26日、スイスのチューリヒで開く臨時総会で会長選挙を行い、汚職事件に揺れた組織の改革の担い手となる新たなリーダーを選ぶ。活動停止処分を科されたブラッター氏の後任に立候補したのは5人。欧州サッカー連盟(UEFA)のインファンティノ事務局長とアジア・サッカー連盟(AFC)のサルマン会長が支持を広げる。

 関係者によると、両氏は少なくとも80票程度を固めているが、1回目での当選に必要な3分の2の得票には届かない見通し。元FIFA副会長のアリ王子、元FIFA副事務局長のシャンパーニュ氏、実業家のセシュワレイ氏も名乗りを上げている。

 選挙を控えた25日は、各大陸連盟による会合が行われ、オセアニア・サッカー連盟(OFC)では会長候補者が支持を訴えた。日本が所属する東アジア・サッカー連盟は話し合いで、最終的な方針を確認するとみられる。

 FIFAには209協会が加盟しているが、クウェートとインドネシアの資格停止は解除されず、各加盟協会が1票ずつ持つ投票数は最大で207になる見通し。1回目に当選者が決まらない場合、2回目以降は最下位の候補者をふるい落としながら行い、有効投票数の過半数で当選となる。