ドイツ2部リーグでシュツットガルトFW浅野拓磨(22)が9日にカールスルーエ戦で2得点を挙げ、2-0の勝利に貢献したことについて、10日の独紙ビルトは「浅野が傑出! シュツットガルトが首位再浮上!」の見出しで報じた。

 それによると5試合連続未勝利だったボルフ監督は試合後に「苦しんでいた時期があった。この勝利はゴールドの価値がある」とほっとしていたという。同監督は前節1860ミュンヘン戦で非常に悪かった浅野にもう1度チャンスを与え、結果で恩返しされたとした。

 同紙は浅野の得点について「前半27分、ジャガーがゴールを挙げた。ゲントナーのセンタリングにフリーで抜け出した浅野がヘディングでゴール。後半16分、カウンターで左サイドでパスを受けたマキシムがシュート。GKがセーブも、こぼれ球を走りこんでいた浅野が右足で流し込んで2点目。浅野は自身4ゴール中3点をカールスルーエとのダービー戦で決めている」と伝えた。

 スポーツディレクターのシンデルマイザー氏は「彼のためにすごくうれしく思うよ。信じられないくらいたくさん、チームのために動いてくれているんだからね」とコメントしていたという。