DF長友佑都が所属するインテルミラノが今季初黒星を喫し、暫定2位に転落した。

 前半14分に先制され、同15分、FWイカルディが右足ボレーで決めて同点に追いついたが、後半16分にPKで勝ち越され、同32分にもカウンターから失点して突き放された。

 長友はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

 インテルミラノは開幕から16試合連続で負けなしだったが、17試合目にして初の敗戦を喫し12勝4分け1敗で勝ち点は40のまま。トリノをアウェーで3-1で下したナポリが13勝3分け1敗で勝ち点を42と伸ばして首位に浮上した。

 スパッレッティ監督は「負けて残念だ。負けることに慣れていないから。前半良いプレーができていたから、後半のミスは予想していなかった。相手のフィジカルに負けた部分もあるが、ゴールのエリアに入ってから決めることができなかった。ミスが多すぎた。フィジカルで対抗できるようにガリアルディーニを入れたが、何も変わらなかった。相手のDFの壁に悩まされた。相手がうまかった」と脱帽した。(西村明美通信員)