FW浅野拓磨が所属するシュツットガルトは、FW武藤嘉紀が所属するマインツに1-3で逆転負けした。

 浅野は1-2と逆転された直後の後半27分から出場。1トップに入るがなかなかパスが出てこず、同35分にようやくファーストタッチ。この日は最後までいい形でボールを貰えなかった。「(触ったのは)1回か2回じゃないですか。わかんないですけど。でも、全然触ってないなと思いながらやってました。でも、1本狙って。常に狙ってたので、触る回数はそんなにこだわってない」としたが、結果は不発に終わった。

 逆転負けで前半戦を終えた。「1部に上がってからは難しい試合続いてます。なかなか自分たちの思うようなサッカーができなかったり、今日みたいに先制してもひっくり返されてしまうっていうのもある。そこは昨年やってたものとは全然違うなっていうのは思います」と2部だった昨季との違いを感じたが、個人としては「チャンスはあった半年でしたし、それをものにするしないは自分自身と感じている。この舞台でできなくはないと思ってますが、もっと自信持って『やれる』って言うためには、やっぱり結果が必要になってくる。個人としては結果にしっかりこだわってやっていくしかない」と課題を挙げた。「自分のスピードがこの舞台でも武器になることはこの半年で感じましたし、自信を持っていいところだと思う。あとは動きの質であったりとか、味方との合わせどころというのはもっともっと良くしていけると思う。そこを伸ばしていきながら、自信をもってプレーしていくだけかなと思います。最後のシュートの部分だったり、ゴール前のところでの質をあげていかないといかない。そこは今までもずっと課題ですけど、練習でどれだけやっても実戦で上げていくには実戦でやっていくしかない。そこは1試合1試合こだわって、やっていくしかないなと思います」。

 シュツットガルトの後半戦初戦は来年1月13日のヘルタ戦。(中野吉之伴通信員)