J1ガンバ大阪からマンチェスターCに移籍したFW食野(めしの)亮太郎(21)が、スコットランド1部ハーツに期限付き移籍する可能性があると、14日付地元スコットランドのメディア「エジンバラライブ」電子版が報じた。

9日にプレミアリーグ2連覇中の強豪マンチェスターCへの完全移籍が発表された食野は現在、試合に出場するために必要な英国の労働許可証の発行を待っている。労働許可証が下りれば、ハーツが同選手を獲得する可能性が高いという。

英国の労働許可証は代表戦を75%以上プレーした選手が対象となっている。だが、その条件に満たしていない場合でも、クラブが他の選手では埋められない実力を持ち合わせている選手や、有望な若手だと訴えれば資格を得ることができることもある。

「浪速のめっし」と呼ばれる食野は鋭いドリブル、DF裏に抜ける一瞬のスピードが武器。今季G大阪で3得点を挙げている。(A・アウグスティニャク通信員)