優勝候補同士の一戦は、パリ・サンジェルマン(フランス)が1-0でレアル・マドリード(スペイン)に先勝した。

0-0のドローかと思われた後半ロスタイム4分。左足首のけがから戦列復帰したFWネイマールからパスを受けたFWエムバペがペナルティーエリア左で仕掛け、相手DFミリトンとルーカス・バスケスの2人をごぼう抜き。右足でGKクルトワの股間を抜く決勝弾を突き刺した。

今季終了後、Rマドリードに移籍するのではといううわさもあるエムバペは、欧州CLここ13試合で13ゴール。圧倒的な存在感を示してプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

内容的には2-0、3-0でパリSGが勝っていてもおかしくなかった。シュート数では22本(枠内8)対3本(枠内0)と圧倒。ボール保持率57%、パス成功数629本(Rマドリードは441本)でも相手を上回った。立ち上がりから強度の高いプレスでボールを奪い、特に前半はほとんど相手陣内でプレーした。

後半6分には中央でのパス交換からエムバペがあわやというシュートを放ったがクルトワに阻まれ、同17分にはエムバペが倒されてPKを獲得。これもキッカーを務めたFWメッシがクルトワにストップされた。

相手GKの活躍でスコアレスドローに持ち込まれるところだったが、最後は千両役者エムバペの個人技でゴールをこじ開けた。

パリSGのポチェッティーノ監督は「とてもうれしい。チームの出来はとても良かった。我々は全体的にレアルを上回っていたし、勝利にふさわしかったと思う」「相手の中盤にプレスをかけてパスをカットし、ボールを奪われてもできるだけ高い位置で奪い返した。90分間、試合をコントロールしたし、相手にほとんどチャンスを与えなかった」などと選手たちをたたえた。