ブライトンの日本代表MF三笘薫(28)が、超絶のスーパーボレー弾を決めた。アウェーのトットナム戦はベンチスタートとなったが、味方の負傷で前半20分から緊急出場。1点を追う前半追加タイム、右からのクロスボールにファーサイドへ走り、左足ボレーでゴールへとたたき込んだ。
ヒュルツェラー監督は、1988年欧州選手権決勝で伝説的なボレーを決めたオランダの世界的ストライカーになぞらえ「ファンバステンのようだった。サッカーをする人なら、こういうゴールを決めるのがどれだけ難しいか分かっている」と目を丸くした。
三笘と言えば、これまでも数々のスーパーゴールを決めてきた。23年1月のFA杯リバプール戦では、浮き球コントロールで相手をかわしながら右足アウトで決勝点。25年2月には、GKからの60メートルロングボールを右足の超絶トラップで収めて得点している。負傷離脱が響き今季リーグ3点目。それでも3月31日のイングランド戦でも歴史的な決勝点を挙げた。
一方でアクシデントもあった。後半30分、脚に違和感を覚えた様子でピッチに座り込み交代となった。ただ、その後もベンチで戦況を見届けており重傷ではないとみられるが不安を残した。チームは後半追加タイムの同点ゴールで、2-2の引き分けに持ち込んだ。
三笘の記録メモ
◆ビッグ6 トットナム戦は初ゴール。近年の実績、資金力などからマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、リバプール、アーセナル、チェルシーとともに「ビッグ6」と呼ばれる。今季のトットナムは降格圏に低迷しているものの、プレミアの強豪6クラブ全てからゴールは日本選手初。
◆通算23点目 今季はリーグ戦22試合の出場で3点目。通算110試合23得点とした。昨季は日本選手初のシーズン2桁得点となる10ゴール。プレミアリーグでの得点数は日本選手歴代最多を更新中で、2位はFW岡崎慎司の14点、3位の6点にDF吉田麻也、MF南野拓実、MF香川真司と3人が並ぶ。通算アシスト数も日本選手最多の14。

