アルゼンチンの地域リーグでレッドカード(退場処分)を受けたサッカー選手が試合中の暴行容疑で逮捕される事件が起こった。

デイリー・スター紙やNTKなど複数の英メディアが11日(日本時間12日)までに報じた。

“逮捕劇”は9日(日本時間10日)、アルゼンチンのカピタン・ベルムデスで開催されたサンロレンシーナ地域リーグ(サンタ・カタリーナ-バリオ・キンタ戦)で発生した。

1-1の同点で迎えた前半35分、ウーゴ・フォスター・マスエリ主審(53)から退場処分を下されたバリオ・キンタのホルヘ・ゴドイ(35)が激怒。

主審の飛びかかり、右ほおを殴ってピッチに倒した。

ゴドイは自陣ペナルティーエリア内でファウルしていた。

試合会場内を警備していた警察官がただちにピッチ内に駆け込み、試合は中断。

ゴドイは取り押さえられ、現行犯逮捕となった。

チームメートたちは警察官にゴドイ連行を思いとどまるように説得したものの、地元警察署まで連行されたという。倒れ込んだマスエリ主審は現場で手当てを受け、精密検査のために地元の保健センターに救急搬送された。

ゴドイが所属するバリオ・キンタは「当クラブは、ピッチ内外問わず、いかなる種類の暴行、脅迫、侮辱、暴力行為も断じて容認できないと考えている。これらの行為は、われわれが推進する価値観や、すべての試合で尊重されるスポーツマンシップを体現するものではない。われわれは関係した審判員、そしてこの事件によって影響を受けた可能性のあるすべての方々に対し、連帯と支援の意を表します」との声明を発表した。

またホームチームとなるサンタナ・カタリーナは報告書類は提出せず、サンロレンシーナ地域サッカーリーグの懲戒委員会の決定を待つ方針だという。