FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の開幕を控え、日本(FIFAランキング18位)と1次リーグF組の初戦で対戦するオランダ(同7位)が、初出場のウズベキスタン(同50位)と大会前最後の実戦を行った。

結果はPKによる得点だけの2-1辛勝だった。元オランダ代表FWピエール・ファン・ホーイドンク氏と元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラール氏がFW陣の決定力不足に言及した。

日本との初戦で先発出場が有力視されるFWドニエル・マレン(27)は3日のアルジェリア戦に続き、大会前最後の実戦となったウズベキスタン戦でも無得点に終わった。

ホーイドンク氏は「マレンは自信をなくしている。精神的に感じるところはあるはずです」と不安視した。フンテラール氏も「ストライカーはとにかくゴールを決めたい生き物ですから、それができないと、どうしても考え込んでしまいます」と点取り屋の胸中を察した。

27歳FWの決定力不足については、得点力不足を嘆くロナルド・クーマン監督(63)にも責任の矛先を向けた。フンテラール氏は「監督はすでにメディアを通じて“得点が少なすぎる”と2回も指摘しています。それは実質的に、ストライカーに対してメッセージを送っているのと同じです」とフォローの必要性を強調した。ホーイドンク氏も「今から監督ができるアプローチは限られています。今さら“信頼している”と言うのも不自然です。すでに2試合を消化したわけですから。本来ならアルジェリア戦の前に、マレンに対して“お前がこのW杯のファーストストライカーだ”と伝えておくべきでした。そうしていれば、オランダ代表での彼の自信はもう少し深まっていたはずです」とコミュニケーション不足を嘆いた。

監督とストライカーのすきま風。日本にとっては追い風になるかもしれない。

【動画】オランダの守備陣混乱 終了目前、ウズベキスタンにゴール喫す