陸上日本選手権の男女1万メートルが19日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開催された。

日本選手権(6月27日開幕、福岡)から分離されて、この日のセイコー・ゴールデングランプリ大阪終了後の会場で行われた。6月より気象条件に恵まれることが理由で、女子は鍋島莉奈(25=日本郵政グループ)が31分44秒02で初優勝。今秋の世界選手権参加標準記録を突破して、一般種目での代表内定1号となった。男子マラソンの大迫が日本陸連強化委員会推薦枠での出場を断られたことで物議を醸した男子は、田村和希(23=住友電工)が28分13秒39で初優勝したが、参加標準記録に届かずに代表内定は逃した。