2大会連続出場となるディーン元気(31=ミズノ)がA組予選に臨み、79メートル21で6位となった。その後に行われたB組の結果から上位12人に入れず、昨年の前回大会に続く決勝進出はならなかった。
試合後はタオルで顔の汗を拭きながら「いやー、難しかったです。自分の投げができなかった」と振り返った。
1投目は78メートル21、2投目は78メートル57。ともに投げ終わると、苦笑いをして少し首を振った。予選最後となる3投目は、気合を入れるように助走前に雄たけびを上げて投げたが、79メートル21で80メートルには届かず。悔しそうに顔をしかめた。
今大会はファウルラインから芝生までに距離があり、投てき時に見える景色がいつもと異なる。「(拠点とする)フィンランドは芝生から長くても50センチくらいのところにラインがある」が、今大会は長くなる分「(助走が)いつも以上に進んでしまう」。31歳のベテランは「10年以上やっててもこういうのが起きるんだなぁ。悔しさがデカいです」と振り絞った。
昨夏の世界選手権は、12年ロンドンオリンピック(五輪)以来、10年ぶりとなる世界大会だった。故障からの復活を印象づけたが、決勝9位で入賞を逃した。「数字を意識するとそこまでになってしまう。去年以上に思い切った投げをしたい」と雪辱に燃えていた。
やり先が右側へそれる癖を改善するため、オフは真っすぐに投てきする練習を重ねてきた。下半身の動きのスピード感も磨き、今季は4試合で82メートル超えをマーク。7月中旬のアジア選手権では、シーズンベストの83メートル15を投げ「去年よりはアベレージも高い」と手応えをつかんでいた。
「今日の結果は受け入れたいと思います」とし、最後は「お願いだから(決勝に)残ってほしいです!」と笑顔で願っていたが、かなわなかった。
小椋健司は76メートル65で予選22位、崎山雄太は全てファウルで記録なしとなり、日本勢3人が予選で姿を消した。

