鈴木亜久里

日本GPで3位に入り日本人初の表彰台に立った鈴木亜久里は笑顔でシャンパンファイト
日本GPで3位に入り日本人初の表彰台に立った鈴木亜久里は笑顔でシャンパンファイト

鈴鹿サーキットは14万人を超える観衆で埋め尽くされた。出走25台中15台がリタイアする激しいバトルが繰り広げられた。ランボルギーニを操る鈴木亜久里が35周目で3位に浮上、残り2周となった51周目、3位入賞を確信した大観衆が総立ちで拍手する姿と、たくさんの日の丸の旗に涙があふれ出た。1950年からのF1史上、日本人が初めて表彰台に上がった。シャンパンファイトに酔い、F1の公式記者会見は英語で行うことになっていることもあり、上記のコメントが笑顔いっぱい放たれた。このレースではセナとプロストがスタート8秒後に接触事故を起こした。中嶋悟も6位入賞。優勝はネルソン・ピケ。

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<F1・1990年10月22日掲載>