フィギュアスケートのアイスショー「ドリーム・オン・アイス(DOI)」が26日、KOSE新横浜スケートセンターで開幕し、女子で今年2月のミラノ・コルティナ五輪銅メダリストの中井亜美(18=TOKIOインカラミ)が、新ショートプログラム(SP)「Por Una Cabeza」を初披露した。初挑戦となるタンゴで大人の表現に挑み、「新しい自分を少しでもお見せできたんじゃないかなと思います」と手応えを口にした。
赤を基調とした衣装で登場。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)は回転が抜けて両足着氷となったが、「他のジャンプはしっかり決めきれた」と初演技を振り返った。演技中に観客へアピールする場面では大きな歓声を浴び、「自分自身も滑っていて本当に楽しかったです」と笑顔を見せた。
五輪メダリストとして迎えるシニア2季目は、新たな表現にも挑戦する。「目線の使い方やかっこいい表情だけでなく、ニコッと笑ってみたり、いろんな表現があると思う。自分らしいタンゴを見つけられたらいい」と語った。楽曲は憧れの浅田真央さんもエキシビションで演じた作品。「動画を見て滑りや音の取り方を勉強した。尊敬しているので、いいタンゴになるよう頑張りたい」と話した。
立場も変わる。「1年目は怖いもの知らずでワクワクする気持ちだけだったけど、今年は多少プレッシャーもある」とシニア2季目ならではの心境も吐露。それでも「それを乗り越えた先に自分の夢があると思う」と前を向き、今季の目標には9位だった世界選手権での雪辱を掲げた。「世界選手権にもう一度出場して、いい結果で終わること」と誓い、「毎日を大切に過ごしていきたい」と決意を新たにした。


