26年世界ジュニア選手権男子銅メダルの西野太翔(たいが、16=オリエンタルバイオ)が、今季初戦で優勝を飾った。スコアは合計197・81。

9日のショートプログラム首位から迎えたフリーで、4回転トーループ、4回転サルコーのジャンプ2種類を予定していたが、精度を欠いた。「すごく反省する点が多いと思った。もう1回練習を頑張りたい」と振り返った。

滑走直前の6分間練習ではしっかりと決めていたが、本番では失敗が目立った。「いろんなことを逆に考えすぎてしまった。しっかり絶対できるってことだけを考えてやろう」。切り替えて立て直したという。

ミーシャ・ジー氏に振り付けを初依頼した新プログラム「四季」は多くの先輩スケーターが滑っている。特に今年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)で銅メダルの佐藤駿の演技を参考にしている。

「表現の切り替わりやメリハリがすごくいいので、そこを勉強しています」

26年度からジャンプ本数が従来の7本から6本に減ったことには「すごくきついんですけど、もっと頑張りたい」。つなぎの演技のために筋力や体幹トレーニングをしながら体力向上にも励んでいる。

8月19日から10月10日までジュニア・グランプリ(GP)シリーズに向け、4回転ジャンプ3本の成功を求める16歳は誓う。

「気持ち的にはすごく苦しいけど、それでもやっていかないと勝てない。ジュニアグランプリでは成功できるように頑張りたい」