26年世界ジュニア選手権銀メダルの石崎波奈(英名ハナ・バース)が大技トリプルアクセル(3回転半)を2本決め、合計195・82点で優勝を飾った。

フリーで131・70点をマーク。ショートプログラム(SP)に続いて、全体1位となった。オーストラリア代表の16歳は「めっちゃうれしい。みんなの前で良い演技ができてうれしい。トリプルアクセルを両方降りることができてうれしいです」と喜んだ。

冒頭で3回転半-3回転トーループの連続ジャンプを決めると、単発のトリプルアクセルでは出来栄え点(GOE)で2・40点の加点を導いた。後半に単発の3回転フリップで転倒し「こけてしまってちょっと悔しい」と課題を残しつつ「最後まで頑張ることができた」とうなずいた。

優勝賞品として、ステーキ用の近江牛もゲット。「食べます!(お肉は)大好きです!」と笑みを浮かべた。

トリプルアクセルは、24年グランプリ(GP)ファイナル女王のアンバー・グレン(米国)を手本にしている。「ジャンプが高くてきれい。アンバー選手の試合は(動画で)全て見ています」。グレンは優しい人柄でも魅力のスケーター。「パーソナリティーがめっちゃ好き。スケートも強くて、演技もきれいだから大好きです」と愛を語った。

日本人の母とオーストラリア人の父のもとに生まれたホープ。24年末に祖母が住む大阪に拠点を移し、26年1月から千葉・南船橋市のMFアカデミーで練習を積んでいる。

今季はジュニア最終年。「ジュニアGPファイナルにいきたい」と笑顔で意気込んだ。【藤塚大輔】