2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)13位の三浦佳生(かお、21=明治大)が、男子で世界選手権3連覇のイリア・マリニン(米国)の練習拠点へ武者修行することを明かした。

フリー3位の136・00点とし、合計203・37点で総合3位。9日のショートプログラム(SP)から5つ順位を上げた。来週から2週間にわたって米バージニア州へ赴き、マリニンに弟子入りすると明かし「(マリニンは)全てのジャンプで同じモーションから入ってスムーズに跳ぶ。そういうところを勉強できたら」と説明。オフのアイスショーで共演した際などに自ら申し出たといい、主にジャンプの向上に取り組む。

この日の演技では、冒頭で4回転サルコーを決めたものの、2本目はトーループが1回転になった上で背中を氷に打ち付けるミス。痛々しい転倒となったが「筋肉、骨もちょっと打ちました。でも大丈夫です」と軽症だと説明した。充実のオフシーズンを過ごしてきたようで「6分間(練習)もジャンプはきれいに入っていた。調子自体はすごく良い」と前を向いた。

今季の日本男子は鍵山優真が休養。ミラノ五輪銅メダルの佐藤駿やシニア転向1年目の中田璃士(りお)らとともに、三浦にも活躍に期待がかかる。秋から本格化するシーズンへ「まだ夏。ここから上げていくだけ」と期した。【藤塚大輔】