ショートプログラム(SP)首位の金沢純禾(すみか、14=木下アカデミー)が、合計177・77点で優勝した。フリーでも111・43点のトップ。1本目の3回転ルッツで着氷が乱れたが、2本目のトリプルアクセル(3回転半)以降はきっちりと着氷して立て直した。

「(滑走直前の)6分間練習の方がいいものができたなと思ったので、そこが悔しいところ。リカバリーの構成でやることも、ミスが出た時にしかできないので、そこをしっかり本番でできたのはよかった」と振り返った。

1本目のコンビネーションジャンプは、7月下旬の初戦、みなとアクルス杯でも同じミスがあった。その後の2大会は安定していたが、4戦目で再びミスとなった。

「力が入ってしまうので、そこを気持ち的に楽に考えられる方法を探している」とすでに改善に向けて動き出している。

今季からロシア勢も個人の中立選手(AIN)として国際大会に参加する。

今後は高難度の技が求められる中、「将来的には絶対に入れていかないといけない。もっと練習してジュニアの後半になるころにはしっかりできるようにしたい」と語る。

トリプルアクセルを跳ぶ上で参考にしている選手には10年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央さんやジュニア時代にトリプルアクセルを成功させた紀平梨花らを挙げる。

将来性あふれる14歳は「みんな右脚の振りがすごく大きい。私は前ももが硬いので、あまりうまく使えないので、そこも強化していきたい」と話した。