どーもです。今日紹介するのはブリヂストンゴルフのニューモデル「BITING SPIN」ウエッジです。夏の試打ラウンドでは10月のスタンレーレディスで初優勝を遂げた佐藤心結プロが、激スピン振りを見せてくれました。ボクらアベレージのアマチュアゴルファーにとって、激スピンウエッジはもろ刃の剣だったりしますが、それでも、憧れますよね。特にアプローチでは例の病気が気になるところですが、まあ、いってみましょう。


まずは見た目から。


トップブレードに厚みを持たせた「逆テーパーブレード」モデルでした。って、この言い方で良かったのかな!?

フェースは結構小ぶり!! 形状的には丸みを帯びた感じだけど、ティアドロップ系ですかね。なお、フェースのミーリングが同社独自で、ドライでもウエットでもスピン性能を発揮するんだとか。この辺は、ウエットタイヤの排水性からヒントを得ているようです。

ソール幅は広め。ロフトの役割によって3タイプのソールが用意されていますが、52度はMタイプのみ。

ネックはストレート。トップブレードに厚みを持たせることで高重心化しているのいが視認できると思います。当然、激スピン効果狙いです!!

構えてみるとこんな感じ。こうしてみると、やっぱりティアドロップタイプですかね。開きやすいのですが、ともすると、開いていることに気付かなかったりするのが、ボクレベルにはちょっと厄介かも!?

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」Sフレックス装着モデルの52度。スペックは、ロフト角52度、バンス角8度、ライ角63.5度、長さ35.75インチ、総重量446g、バランスD3。シャフトスペックは、重量106.5g、トルク1.7。元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフレンジ用2ピースボール使用。


まずは15yイメージのアプローチ。構えてみるとちょっとリーディングエッジが浮いているようにも見えましたが、バンスの当たり感がいい感じ!! 人工芝でも抜け感が違う感じでした。そして、この顔の大きさはややシビアそうなイメージも受けますが、とりあえず、今のボクでもシャンクは出ませんでした…って、これは要らないか(笑) 「BITING SPIN」の名の通り、この距離でも結構フェースに食いつ付いている感があって、フェースの乗り感がグッド!! そして、ふわっと上がってトントンで止まっていました。こんな寄せが実戦でできれば、100打つこともないのでしょうが…


スカイトラックの弾道データで

その各球データこちら

【3球平均】

HS10.4m/s、初速10.2m/s、打ち出し角32.4度、バックスピン量2769.1rpm、サイドスピン-438.9rpm、飛距離15.0y


続いて50yイメージですが、ご存じの通りのボクが最も苦手な距離です。でも、レンジなら打てるんです。やっぱり、メンタルですかね…。それはともかく、やはり振り幅が大きくなる分、ミスヒット率も上がるのですが、それでもこの3球は10球ほど打った結果です。ボクの場合地面とシャフトが平行くらいのイメージですが、この振り幅でもやはりフェースの食い付き感がすごいですね。そして、やっぱり抜けがいい感じだし、バンスの当たり感もいい感じ。下がコンクリートの人工芝でバンスから当たると跳ねられてトップしそうなイメージもあるけど、そのままスッと抜けるような絶妙感がいいですね。人工芝ということを差し引いても、抜けが良さそうなイメージでした。


スカイトラックの弾道データで

その各球データがこちら

【3球平均】

HS22.1m/s、初速21.6m/s、打ち出し角31.3度、バックスピン量5345.3rpm、サイドスピン-688.1rpm、飛距離50.7y


そして100yイメージ。ぶっちゃけ、思ったよりも飛んでいるような気がします。なんか気持ち良く振れるので、実は振りすぎているのかもしれませんが…。イメージとしては、インパクト時のフェースをそのまま閉じずに真っ直ぐ押し出す感じでしたが、実際にフェースが返って、つかまってしまったような気もします。この距離のウエッジでドロー系はある意味危険かもしれませんが、まあ、それだけ操作性が高いということの証明かもしれません。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データがこちら

【3球平均】

HS31.2m/s、初速36.7m/s。打ち出し角30.2度、バックスピン量7938.5rpm、サイドスピン-1402.8rpm、飛距離105.8y


打感は当然マイルド。ボールのつぶれ感満載で、フェースの乗り感も満載。打音も小気味の良い中高音系でいい感じ!!


弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら


ごく普通に打てば、キッチリボールは上がる感じ。ボクは出来ないけど、スピンコントロールもできそうなイメージです。


今回ボクが打った限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメかな。ネーミング通り「BITING」を感じられるモデルだと思います。何よりバンスの当たり感とソールの抜け感が絶妙!! 性格的にはマニュアル系ウエッジだと思います。思い通りの打ち方に応えてくれそうですが、その分シビアさもあると思います。そして、ボクレベルのアマチュアゴルファーの場合、ナイスショットが逆に仇となるケースも想定されます。これはスピン系ウエッジで経験したことがありますが、普段キッチリ当たっていないので、例えば100yイメージで大体手前です。しかも、多くの場合は少し前に行くことが多いです。でも「BITING SPIN」ウエッジで100yイメージをナイスショットしたら、バックスピンで遠ざかる可能性もあります。アマチュアにとってバックスピンで戻るのは憧れでもありますが、それで1パット圏内から外れてしまったら…(笑) な~んて、要らぬことを想像してしまうウエッジでした。

<ブリヂストンゴルフ「BITING SPIN」ウエッジ>

■KAZ'sインプレッション(10点満点)

▽スピン性能:10▽操作性:9▽抜けの良さ:10▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:8

■ヘッド:軟鉄(S20C)

■ロフトバリエーション:48度(8度)、50度(10度)、52度(8度)、54度(10度)、56度(8、10度)、58度(8、12度)、60度(10度)※()はバンス角

■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR120」(S=114g/1.7/中元調子)、「NSPRO MODUS3 TOUR105」(S=106.5g/1.7/元調子)(S=77g/2.9/中調子)、「NSPEO950GH neo」(S=98g/1.7/中調子)。カーボンシャフト「Diamana Thump IB70」(S=63g/3.2/中調子)※特注専用

■価格:1本2万4200円。