プロ3年目の保坂真由(20=東松山CC)が69で首位と2打差4位につけた。

 前半10番から4連続でバーディー、ボギー、バーディー、バーディーとスコアが動いたが、その後は後半8番まで13ホール連続のパー。最終9番をバーディーで締めくくった。「アプローチとパターで耐えて、耐えて。最後にご褒美が来ました」と笑顔を見せる。

 最終QT24位で待望のフルシーズン出場を手にした今季を前に、1月半ばから1カ月、タイ合宿で小技を徹底的に磨いた。メンバーは申ジエら韓国勢。「すごく勉強になった。今はリズムを一番意識するようにしています」という。

 埼玉栄高時代の3年間は、JGAのナショナルチームで過ごした。同学年で14年プロテスト合格同期の柏原明日架、堀琴音、永峰咲希はアマチュア時代からのライバルで、昨季3人とも賞金シードを手にした。「もちろん負けてられないと思っています。私もシードを取りたいし、優勝もしたいです」。プロテスト同期からのツアー優勝一番乗りを目指す。