片岡大育(だいすけ、27=Kochi黒潮CC)が5バーディー、1ボギーの67で回り、通算5アンダー208で首位と3打差の3位に浮上して日本勢トップにつけた。

 14番で7メートルを沈めるなど、グリーン上の読みがさえて合計わずか25パット。運もあった。15番パー5の第2打では、右の木に当てたボールがフェアウエーのど真ん中に跳ね返ってきた。「レイアップしたかのように完璧な位置。ラッキーでした」。第3打を2メートルにつけ、悠々とバーディーを奪った。

 5月の中日クラウンズは2位に2打差をつけて迎えた最終日17番で痛恨のダブルボギー。プレーオフで敗れて2勝目を逃し、号泣した。「今日みたいなゴルフをして、バーディーを取るしかない。自分のプレーに最後まで徹することですね」と話した。