日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームのガレス・ジョーンズ・ヘッドコーチ(48)が30日、三重・白山ビレッジGCで3日に開幕する日本女子オープン期間中に渋野日向子(20=RSK山陽放送)と会い、東京オリンピック(五輪)へ向けた強化方針などを説明する意向を示した。JGAは、AIG全英女子オープンを制し現在世界ランク11位の渋野に対し、9月に五輪強化指定選手と同等のサポートを行う決定をしていた。

オーストラリア人のジョーンズ氏はプロ転向前からナショナルチームで畑岡奈紗(20=森ビル)を指導。米ツアー参戦後も、東京五輪へ向けてサポートを続けている。渋野サイドとは今回が初の接触となるが「(渋野の)青木コーチのことはよく知っている。彼と話をするのは楽しみ」と、1日のプロアマ戦から出場する渋野や青木コーチらと接触する予定だ。

プロ1年目で世界ランク11位と、畑岡とともに五輪代表に最も近い位置にいる渋野を「一番素晴らしいのは彼女のパーソナリティー。楽しみながら個性を出せるのはプロのアスリートとして大きな財産。彼女と畑岡が、同時に日本にいるということは、世界的にみても、ひんぱんに起きることではない」と絶賛した。

20年東京五輪へ向けNTCでの細かな体力測定や、そのデータに基づく体力強化のサポート、さらに毎年強化指定選手を対象に行う2月の宮崎合宿への招待などのプランを提示する。「一番大事なことは、彼女の邪魔をしないこと。彼女が普段と同じように五輪を迎えられるようにサポートしたい」とジョーンズ氏。大会期間中は、渋野のプレーも「しっかり見たい」と話していた。【桝田朗】