今季メジャー最終戦が開幕し、総勢17人が出場した日本勢は、6人が上位を独占する歴史的な初日になった。岡山絵里(29=ニトリ)と竹田麗央(22=ヤマエグループHD)が67をマークし、5アンダーで並んで首位。1打差3位に68の山下美夢有、69の西郷真央、岩井千怜、桑木志帆が4位に並んだ。日本勢6人の初日トップ10入りは大会史上最多記録になった。

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19年に渋野日向子が日本人として初優勝した全英女子オープンは、6年がたち、日本女子の現在地を証明する初日になった。

第1ラウンドで10位以内に6人の日本勢が入ったのは、7位に4人(畑岡奈紗、勝みなみ、桜井心那、穴井詩)が並んだ23年を上回る大会最多記録。今回は4位に外国勢が7人いるとはいえ、1~4位を独占状態にした。

首位に立った2人は言う。「あまり大きいトラブルがなく終われた。(首位は)全然、想像していなかった」と岡山。日本を主戦場にする29歳は、今回が7年ぶりの出場。21年を最後に日本ツアーの優勝は遠ざかり、腰痛にも悩まされながらの首位スタートだ。

同じ首位の竹田は、米ツアー1年目ながら通算2勝を挙げ、CMEポイントランキングは日本勢トップの3位。「ダブルボギーがあったが、切り替えてプレーできた。いいリズムで回れた」と胸を張る。

日本からスポット参戦した5人のうち、22歳の桑木も4位で健闘。「すごくいいプレーができた。全体的に良かった」。繰り上げ出場が直前に決まり、急きょの渡英でも好成績だ。

メジャー大会で最終ラウンドを終えての日本勢の最多トップ10入りは、24年全米女子オープンの5人(優勝笹生優花、2位渋野、6位古江彩佳、9位竹田と小祝さくら)。

今季米ツアーの日本勢では、メジャー初戦シェブロン選手権を制した西郷を筆頭に竹田、岩井千が勝利し、レベルの高さは実証済み。今回はスポット参戦勢も加わり、初開催のウェールズで何人の日本勢が10位以内に入れるか。

メジャー優勝経験のある渋野と笹生は初日、3オーバーの105位と大きく出遅れるなど、日本勢による競争もより一段と激しさを増している。

全英女子ゴルフオープンなどスコア日程・結果