国際パラリンピック委員会(IPC)は25日、2018年平昌冬季大会から24年夏季大会まで、20年東京大会を含む夏、冬計4大会の日本での独占放送権をNHKが獲得したと発表した。IPCは「金額、期間ともに史上最高契約」としている。契約額などは明らかにしていない。

 契約にはテレビやラジオ、インターネットなど全てのメディアでの権利が含まれる。IPCのクレーブン会長は「最高契約の締結は、大会を前にパラリンピック競技に対する関心が高まっていることを表している」とのコメントを発表した。22年冬季大会と24年夏季大会の開催都市は未定。

 NHKは東京大会で、現行のフルハイビジョンの16倍に当たる解像度をもつ「8K(スーパーハイビジョン)」などを駆使して放送する方針。14年ソチ冬季大会と来年のリオデジャネイロ夏季大会の日本での独占放映権も獲得している。