82年から毎年開催されるバドミントンのヨネックス・オープン・ジャパンが20年東京五輪のプレ五輪大会になることが27日、分かった。

 五輪前年の19年は開催時と同じ7月下旬、場所も従来の東京体育館から五輪会場の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる。

 プレ五輪になるヨネックス・オープン・ジャパンは9月19日、東京体育館で行われる今年の大会から、自動車メーカーのダイハツ工業がヨネックスとともに冠大会スポンサーになる。来年からは賞金総額も70万ドル(約7700万円)と約2倍に増加。五輪、世界選手権に次ぐ世界バドミントン連盟主催のスーパーシリーズからスーパーシリーズプレミアに格上げされる。

 スーパーシリーズプレミアになると、世界ランキングのトップ10は出場が義務付けられるなど、大会の権威が上がる。日本協会の銭谷専務理事によると、近年の日本勢の躍進なども、大会の格上げにつながったという。会場は来年から五輪会場の武蔵野の森総合スポーツプラザになりそうだ。

 会見にはリオ五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼華(27)松友美佐紀(25=以上日本ユニシス)組が参加。高橋は「スーパーシリーズ初優勝(14年大会)した思い入れのある大会」と話した。