女子シングルスのリオデジャネイロ五輪銅メダリスト、奥原希望(22=日本ユニシス)は、決勝で同五輪銀メダルのシンドゥ・プサルラ(インド)に2-1(21-19、20-22、22-20)で競り勝ち、日本勢で40年ぶり2個目の金メダルを獲得した。日本勢のシングルス制覇は五輪、世界選手権の男女を通じて初めて。

 同ダブルスに初出場の福島由紀(24)、広田彩花(23)組(再春館製薬所)は決勝で陳清晨、賈一凡組(中国)に1-2で敗れ、銀メダルだった。

 日本選手の決勝進出は1977年の第1回大会で女子ダブルスを制した栂野尾悦子、植野恵美子組以来。日本勢は今大会、史上最多4個のメダルを獲得し、2020年東京五輪でのメダル量産へ期待が膨らんだ。

 ▽奥原希望の話 ここがゴールじゃない。この3年でもっとパワーアップして(2020年東京五輪での)金メダルの確率を上げたい。