内山靖崇(北日本物産)、マクラクラン勉(ともに25)組が、日本男子ペアとして12年ぶり史上2組目のツアー優勝の快挙を達成した。昨年の全豪、全米覇者のJ・マリー(英国)、ソアレス(ブラジル)組に6-4、7-6のストレート勝ち。05年ジャパンオープンで優勝した岩渕聡、鈴木貴男組以来の日本男子優勝となった。

 超満員の観客の前で、日本ペアが躍動した。タイブレーク6-1で迎えたマッチポイント。マリーのフォアボレーがネットにかかると、2人は、青空に向け両手を突き上げた。岩渕、鈴木に次ぐ日本男子2組目の快挙に、内山は「(国別対抗戦)デビス杯のようなホームのようで、本当に後押しになった」と、観客の声援に感謝を述べた。また、マクラクランも「すごくこのコートで試合するのが楽しかった」と喜びを爆発させた。

 第1セット、早々と第2ゲームで相手のサービスゲームを破り3-0とリードした。途中で4オールに追いつかれたが、最初にリードしたことで精神的に優位に立てた。第10ゲームのセットポイントで、マリーがたまらずダブルフォールト。第1セットを奪うと、第2セットはタイブレークで押し切った。

 マクラクラン勉は、6月にニュージーランドから日本の登録となり、9月の国別対抗戦デビス杯ワールドグループ入れ替え戦対ブラジルで、内山と組んだダブルスで代表デビュー。ダブルス専門の選手で、今大会は初出場だった。