22日までインドネシアのジョクジャカルタで行われたバドミントンの世界ジュニア選手権で、男子ダブルスを日本勢で初めて制した金子真大、久保田友之祐組(福島・ふたば未来学園高)、男子シングルス銅メダルの奈良岡功大(青森・浪岡高)が23日、羽田空港に帰国した。

 前衛でゲームを組み立てた金子は「ここで優勝するために1年頑張ってきたからうれしい。準決勝でやった韓国ペアが一番強いと思っていて、乗り越えたことで決勝は自信を持って臨めた」と笑顔で振り返った。久保田は金メダルを手に「一生に残るもので重みを感じる。東京の次の(2024年パリ)五輪でメダルを取ることが目標」と力強く語った。

 奈良岡は「試合が多くて(敗れた準決勝は)疲れが出たのかも。まだフィジカルで劣っている。来年リベンジしたい」と課題を挙げた。