イーグルス(NFC)が昨季王者ペイトリオッツ(AFC)を41-33で破り、3度目の挑戦で初制覇した。前半で22-12とリード、第4クオーター(Q)にはいったん32-33とひっくり返されるが、残り2分21秒でQBフォールズが値千金の11ヤード逆転TDパスを通して勝利に導いた。本来は控えQBだったフォールズは最優秀選手に輝いた。
イーグルスが逆境を乗り越え、王座に就いた。攻撃陣がラン、パスに頭脳戦も制し、壮絶な点の取り合いをものにした。第1Qにはフォールズが34ヤードのTDパスを通し、第2QにはRBブラントが21ヤードを駆け抜けて古巣のエンドゾーンへ。前半終了間際には敵陣1ヤードの第4ダウンでフォールズがパスを受けてTDというトリックプレー。フォールズは本大会史上初めて、TDのパスと捕球をともに決めたQBとなった。
「最高のチームメートと最高のコーチ陣だった。試合前から自信はあった」とフォールズ。29歳ながら近年は不遇が続き、一時は引退も考えたという。今季も新鋭QBウェンツの控えだったが、シーズン終盤にウェンツが左膝靱帯(じんたい)断裂を負い、出番が回ってきた。ルーリー・オーナーに「他のほとんどの球団より2番手QBに多くの資金をつぎ込んだ」と言わせた底力を発揮した。
チームは他にも主力が離脱していたが、フォールズは「攻撃陣が不振なら守備陣がもり立て、守備陣に何かあれば攻撃陣が引っ張る」とチーム一丸を強調。ピーダーソン監督が「彼らはとにかく戦い続ける。脱帽するよ」という選手の不屈の姿勢と、フロントの先見の明もかみ合い、最強王者と呼ばれたペイトリオッツを撃破した。


