BNPパリバ・オープンで女子ツアー初優勝を果たした世界ランク22位の大坂なおみ(20=日清食品)が、第4シードのエリナ・スビトリナ(23=ウクライナ)と対戦し、4-6、2-6で敗れた。

 大坂は強打で第1セットこそ互角に渡り合ったが、第2セットはスビトリナの安定したショットと揺さぶりについていけず、ミスショットが目立った。

 4大大会シングルス通算23勝、ツアー・シングルス通算72勝を誇るセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)を、日本女子として初めて下す金星を挙げたが、この日は勝負どころで我慢ができず、集中力を欠く場面もあった。ショットが安定せず天を仰ぐシーンが目立つなど、完敗だった。