女子100メートルバタフライで池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が56秒38とリオデジャネイロ五輪(オリンピック)銀メダル相当の好タイムで、準決勝に続き自身の日本記録を更新し、3連覇を飾った。3日の準決勝では5位だったリオ五輪以来、約1年半ぶりに得意種目で56秒58と自身の日本記録を更新。決勝も56秒38と連続日本記録で連覇に花を添えた。

 宣言通りの日本記録連発だった。3日の準決勝後に「決勝では大幅に(日本記録を)更新できるように頑張りたい」と言い切った。昨夏の世界選手権は6位。自己記録も更新できず、号泣したが、しっかりとその悔しさを2年後の東京五輪へのバネにしている。