フィギュアスケートの羽生結弦(23=ANA)がオリンピック連覇を達成するまでの4年間を振り返る写真展「勇気と感動をありがとう~4年間のキセキ~」が27日、仙台市のアイスリンク仙台で始まった。07年から羽生を撮り続けている仙台市出身の能登直(すなお)さんの作品70点が6月30日まで展示され、入場は無料だ。

 当リンクは、羽生が幼少時から練習拠点としてきた聖地。11年の震災で被災し閉鎖したが、昨年12月にリニューアルオープンした。展示会場からガラス越しに、リンクも見学できる。同市の菊池貴子さん(44)は「羽生選手が練習したリンクの横ですてきな写真を見られるのは新鮮」と期待。在家正樹支配人(47)は「聖地巡礼スポットにもなって、多くの方々に来場いただいている」と感謝した。