16年リオデジャネイロ五輪競泳男子200メートルバタフライ銀メダルの坂井聖人(23=セイコー)が15日、早大の後輩、渡辺、幌村らと約2週間の中国高地合宿に出発した。

今年は右肩痛に苦しんで日本代表落ち。8月に手術し、復活を期して、泳ぎ込みを行う。

「ラスト50メートルの強化をする。平地よりも高地のほうが状態の戻りが早いと思う」。

世界選手権代表選考を兼ねた来年4月の日本選手権(東京)に向けて「どん底までいったので、あとははい上がるしかない。来年は『脱』。この状態から脱出する」と意気込みを示した。