牧野紘子10レース「完走」タフさで派遣記録突破へ

<競泳:東京6大学水泳春季対抗戦>◇14日◇立大St.Paul’s Aquatics Center◇女子100メートルバタフライほか

4日の日本選手権女子100メートルバタフライで優勝し、世界選手権(7月、韓国)代表に選出された牧野紘子(19=東京ドーム)が1日で10レースに出場した。

「すべてのレースに全力でいきました」と最初の400メートル個人メドレーで自身の大会記録を更新するなど午前中からエンジン全開。「ちょっと疲れましたが、少しでも早大の結果につながるように」と最後のリレーまで「完走」した。

1月の同大会では7レースを泳ぎ全レースで1位を獲得した牧野。表彰式後も笑顔で取材に応じ「悪くはないし自分でいけると思ってエントリーした」とさらに3レースを追加した。一昨年に痛めた腰に「不安はあった」というものの、日本選手権からの好調を維持しており、疲れを感じさせない泳ぎを披露した。

ジャパンオープン(5月、辰巳)では50、100、200メートルバタフライにエントリー。初日に50メートルを泳ぐことで、3日目の200メートルと4日目の100メートルに照準を合わせる。「200メートルは体力がないと泳げない。タフな選手でないと世界では戦えない」と個人での派遣標準記録の突破に挑む。

所属チームに若い選手も増え「刺激を受けている」という牧野。環境も整い、昨年の悔しい思いからの完全復活が見えてきた。5月のジャパンオープンで結果を残し、7月の世界選手権を最高の状態で迎える。【松熊洋介】