バスケットボールBリーグ、レバンガ北海道は、23日にリーグ2連覇中のA東京戦(札幌・北海きたえーる)に臨む。

札幌市内で公開練習を行った22日、多嶋朝飛(31)は「チーム全員で誰1人欠けることなくプレーしていきたい。どのゲームもあきらめることなく粘り強く戦っていきたい」と、強豪との一戦を前に気を引き締めた。

ラグビーW杯の日本代表主将リーチ・マイケル(31)とは、東海大体育学部の同期。学籍番号が1つ違いで入学式ではリーチから声をかけられたという。体育の授業でも、同じチームでバスケットボールをすることもあった。メディアを通して活躍を目にし「調子が悪い中でも奮起してW杯で結果を出してきた。ものすごい精神力と準備があった中でのパフォーマンス」と、刺激を受けた。

A東京は故障者が相次ぎ、前節の京都戦は出場が8選手のみ。リーグ発足以来初の3桁失点も喫した。北海道にとっては過去3季4勝14敗の相手だが、多嶋は「自分たちがやるべき事をやっていきたい」と力を込めた。【浅水友輝】