プロバスケットボールのBリーグ宇都宮ブレックスのライアン・ロシター(30)が6日、日本国籍を取得したことが分かった。同日付の官報に告示された。日本代表入りを目指していると見られ、選出されれば20年東京オリンピック(五輪)での活躍が期待される。

チームを通じて、「日本に来て7年目になりますが、これからも日本でチームメイトやブレックスファンとともに時間を過ごせる事を嬉しく思います。引き続き、日々の努力を続けていきます」とコメントした。

米国出身のロシターは2013年に栃木(当時)に入団。パワーフォワードやセンターのポジションで活躍し、15-16年シーズンにはNBLのMVPを獲得した。日本国籍を取得するには5年以上継続して国内に住んでいる必要があり、来日7年目のロシターは条件を満たしていた。

国際連盟の規定では、16歳以降に国籍を変更した選手の代表チーム登録は1人までとなっている。昨年に日本国籍を取得したニック・ファジーカス(川崎)が現在は日本代表として活躍しており、ロシターはその座を争うことになる。