【メルボルン20日=吉松忠弘】世界71位の西岡良仁(24=ミキハウス)が4年連続で初戦を突破した。ランク上で、同40位のジェレ(セルビア)に6-4、3-6、6-2、7-6の4セットで勝ち、2回戦では、4大大会自身初の3回戦進出をかけ、同32位のエバンス(英国)と対戦する。

「タイトな試合だった。五輪出場権もかかっているため、少し硬くなった。勝ちを拾えて良かった」。西岡は持ち味の緩急をつけたプレーで、ジェレのミスを誘い、相手がミスを減らすために守りにはいると攻撃。第4セットは、自分のサーブが思うように入らず、気持ちが少し乱れたが、最後はタイブレークで振り切った。

相手のジェレは、19年全仏3回戦で錦織と対戦し、最終セット6-8と勝ちかけたことがある強豪選手。

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