池江璃花子「毎日吐いた」闘病生活のつらさ明かす

  • 都内で練習を公開した池江璃花子(代表撮影)
  • 都内で練習を公開した池江璃花子(代表撮影)

白血病から復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(19=ルネサンス)が、日本学生選手権(10月2~4日、東京辰巳国際水泳場)でのレース復帰を目標に掲げた。2日、都内で練習を公開。約2時間の水中練習を行った。

池江は、昨年2月に白血病の診断を受けた時に「白血病がどういう病気かそこまで知らなくて。抗がん剤で髪がぬけると聞いてショックだった。でも五輪に出なくていいんだ、とホッとした。今まで頑張りすぎていたんだなと思った。休んでまた頑張ろうと思った」。ただ闘病生活は予想以上のつらさだったという。「抗がん剤の副作用とか聞いたことはあったが、ここまで吐き気が出るとは。毎日吐いたし、1日に何度も戻して。食欲もなくて。そういう期間もあったし、しんどかった。周りの人が常に自分のことを思ってくれた。1人では乗り越えられない病気だと思う」と振り返った。

辛い闘病生活を乗り越えて、再び競技の世界に戻ってきた。「もしかしたら、もうもとに戻れないかもしれない気持ちもあるが(同じ)病気の人たちにここまで強くなれると知ってもらいたい。中途半端に水泳を終わらせたくないという気持ちもあった。メンタルはめちゃめちゃ強くなっていると思います。正直、入院してたころよりきついことはないと思っているので。負けず嫌いのところは変わってなかったです」と言った。【益田一弘】