バレーボール女子日本代表の黒後愛(22=東レ)が8日、リモート取材に応じ、所属先の東レで主将に抜てきされた喜びを明かした。代表で主将の荒木の振る舞いなどを参考にしながら「自分自身がもっと成長していかないといけない」と気を引き締めている

10月開幕の新シーズンから主将に就任する黒後は「チームのみんなにすごく声を掛けてもらってます。気を使わせているのかなと思っていましたけど、むしろありのままでいいのかな」と理想のキャプテン像を模索中だ。中田監督からも「(黒後は)主将を務める責任が、彼女を大きくしている」と厚い信頼を寄せる。

代表主将の荒木について、黒後は「コート内外でチームを引っ張ってくれる。コート外でも若手に積極的に話し掛けてくれる」とコミュニケーションを欠かさない姿勢が印象に残っている。先輩に刺激を受けながら、新たな役割を担う新シーズンへ準備を急ぐ。

【平山連】