全日本柔道連盟(全柔連)は22日、オンラインで理事会を開き、インターネット上での「危険な柔道技」とみなされる映像に関して、自主規制を加盟団体などに要請することを確認した。

近年、インターネット動画での指導映像が増えていた。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、自宅で動画を見ながら練習に励む選手も多数いた。全柔連によると、動画を見た一部の関係者から「初心者が見たら危ないのでは」との意見があり、自主規制を要請することを決めた。

理事会後、全柔連の吉田行宏事務局長は「高度な技は初心者にとって危険な場合もある。ルール違反ではないが、投稿する際は細心の注意をお願いしたい」と呼び掛けた。