「東京フロッグキングス」(北島康介GM)の清水咲子(28=ミキハウス)が、2分18秒88で1位になった。かえる軍団のISL2戦目で、28歳のベテランが最初の1位とともにチームに9ポイントをもたらした。

清水は、前半の100メートルを青木玲に次ぐ2位で折り返し。スルスルとトップに立つと、ペースを落とさずにフィニッシュ。「2戦目の勢いをつけたくて、集中して、優勝を狙っていてよかった。チームのために頑張りたいとひとかき、ひとかき、集中しました」と振り返った。

16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)代表。本職は個人メドレーだが、平泳ぎとバタフライも得意。25日の予選リーグ第3戦では200メートルバタフライで2位に入っている。競泳では珍しい団体戦、しかも連戦が続くISLでベテランが個人メドレー、平泳ぎ、バタフライとマルチな存在感を見せている。

ISLは短水路(25メートルプール)で行われて、世界各地の10チームが参加。各レースの順位ごとに得点が設定されており、団体戦でチーム総得点を競い合う。