2季ぶりのGP出場となったショートプログラム(SP)7位の三原舞依(21=シスメックス)が、復活を印象づける演技で涙を見せた。

昨季は体調不良で欠場。この日は冒頭のルッツ-トーループの連続3回転から流れるようにジャンプを決めていき、131・32点を記録した。合計194・73点で4位。演技後は両手を挙げて喜び、直後に涙がほおを伝った。

演技後の主な一問一答は、以下の通り。

-涙は

三原 スピンしている途中に大きな拍手の音が聞こえて、ステップに入って真ん中ぐらいのところから、すっごいウルウルしていて、最後の方は前が見えなかったんですけれど、観客の皆さまの拍手が音楽よりも大きな音で聞こえました。

-演技は

三原 まだまだ完璧とはいえない演技ですが、今の自分の中でのベストは、最初の3回転3回転を含めて、大きなミス無く終えられた。良かったんじゃないかなと思います。

-「森の妖精になりたい」と言っていた

三原 “今の状態では”いい妖精さんにはなれたと思うけれど、まだまだ(振付師の)ローリー(・ニコル)さんに見せられるものにはなっていない。ローリーさんに、ちょっとは『いいんじゃない?』って言ってもらえるようになれたらと思います。