女子バスケットボール、Wリーグの新潟アルビレックスBBラビッツの大滝和雄監督(76)が今季限りで退任することが17日、分かった。自身が明らかにした。今季は2年契約の2年目。この日、日野明人代表との話し合いの席で契約満了を告げられたという。

新潟は今季1勝23敗で15日にレギュラーシーズンを終えた。現在の暫定順位は13チーム中12位だが、他チームの試合が残っているため5季連続の最下位に沈む可能性は高い。大滝監督は2月27日の今季ホーム最終のアランマーレ戦後、「来季のことはこれから話し合う」と続投が微妙な状況であることを話していた。

2季率いて通算白星は2勝。シーズン序盤からケガ人が続出し、終盤にようやく戦力が整うなど台所事情は厳しいシーズンが続いた。新潟は専用体育館を持たず、公共施設を一般開放枠で借り歩き練習している。食事や体調管理もほぼ選手個人に任されるなど上位チームとの環境には差がある。「この状況では立て直しは難しい。もっと選手を大切にしてほしい」と環境改善をフロントに訴えてもいた。

新潟工の監督時代に全国高校選手権4強などの実績を持つ。クラブが抱える慢性的な課題と体質は名将を持ってしても解決できなかった。