世界遺産の下鴨神社(京都市左京区)から、南太平洋の島国トンガへ思いを届けた。

下鴨神社と同神社の「ラグビー第一蹴の地顕彰会」は25日、在日トンガ王国大使館へ目録を届けた。

1月にトンガ沖で発生した大規模噴火を受け、下鴨神社で1月22日~3月22日に募金活動を実施。義援金116万5847円が集まった。この日、元ラグビー日本代表でラグビー第一蹴の地顕彰会の坂田好弘会長(79)が、在日トンガ王国大使館の青木祐子大使秘書に目録を手渡した。

下鴨神社内の雑太(さわた)社では1910年(明43)9月、関西で初めてラグビーが行われた。旧制第三高等学校(現京大)の学生が慶応義塾(現慶大)の学生にラグビーを習い、初めてボールが蹴られた場所として知られている。

トンガはラグビーの強豪国で、日本にも多くの同国出身者がいる。競技によって育まれた縁をきっかけに、京都から思いを届けた。