12月に開幕するラグビー「リーグワン」1部の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)が、異色のコラボレーションでチームを1つの方向に進める。12日は東京・府中市で記者会見。書道家の武田双雲さん(47)が揮毫(きごう)した、BL東京のチームスピリット「猛勇狼士(もうゆうろうし)」の作品を披露した。
チームは今後に向けて「世界有数なユニークなラグビークラブ」を掲げ、8月には漢字4文字のチームスピリットを発表。間に挟まる2文字はチーム名「ブレイブルーパス」から「勇敢なオオカミ」。最後の「士」は紳士、侍を意味し、「猛」でアグレッシブな姿を表現している。薫田真広ゼネラルマネジャー(GM)は「体現するのは選手、スタッフ。これをどう浸透させるか。我々が再度見つめ直すDNA、東芝らしさを追求するために先生のお力が必要でした。その字に恥じないように成長し続けたい」と依頼に至った経緯を説明した。
この日は武田さんも記者会見に同席。第一印象を「正直、最初は『けものへん』が多いなと思った」と笑わせ、4文字に添えられた「我ら、接点無双、猛攻猛守の紳士なり」を踏まえて「最後が『紳士なり』で締めている。水と油ぐらい違うものが混じり合っている。ラグビーの歴史を象徴するようなイズムで、言葉の仕組みにすごく感動しました」と口にした。BL東京とのコラボを「呼応するような高いエネルギーで書かないといけないと思いました。光栄に思いますし、ワクワクします」と振り返り、チームにエールを送った。
今季は昨季4000人台だった平均入場者数で8000人を目指す。荒岡義和社長は「今までと同じではなく、大きな飛躍の年にしたい」と意気込んだ。【松本航】


